2017年09月17日

『ダンケルク』

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クリストファーノーラン監督
第二次世界大戦、ダンケルクの港での英仏軍の救出作戦を描いた映画です🎬

特に登場人物のバックグランドを説明する訳じゃないし、ドイツ軍との凄まじい戦闘シーンがある訳ではない。

だから、すごく泣ける事も、すごくビックリする事もなく、終わった。

一番カッコ良かったのは、おじいちゃん達。
自分達が始めてしまった戦争から、一人でも若者を祖国へ連れて帰ろうと命をかけたり、何も出来ずに逃げ帰った若者に生きて帰って来ただけで充分だよと声をかけたり。

戦争中でも若者の命を大切にした国と、
お国の為に死ねと言った日本。

日本は負けてよかったんだ。

IMAXで見たので、音も映像も大迫力でしたが、普通の映画館だと上下が切れて40%も見れない部分があるそうです。

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全然違う❗️

お近くにIMAXシアターがある場合は、
そちらがオススメ
posted by hana at 16:55| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

『海辺の生と死』

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「死の棘」を書いた島尾敏雄(朔)と、その妻、島尾ミホ(トエ)の出会いの話。太平洋戦争末期、ふたりが出会ったのは、奄美群島・加計呂麻島。朔は海軍の特攻艇の出撃命令を待ち、トエはただどこまでも一緒にいたいと願う。後年、互いに小説家であるふたりがそれぞれ描いた鮮烈な出会いと恋の物語が原作。

実話だし、たいそう深い想いが込められているし、役者の演技からも張り詰めた感じが伝わってくる。

だけど…長い。

長回しも多いし、ワンシーンの溜めが多くて飽きた💦

それが映像美だし、叙情的なんだけど…長い。

もう一つは主人公のトエが好きになれなかった。

映画では、出撃が決まり、喪服を着て見送りに行くトエが必死に抱きつき止めようとし、朔が去った後に自殺を覚悟して彼が出撃する船を探すけど、結局その日に終戦となり、二人とも死なずに済む。

トエが愛や死に酔ってる感じが共感出来ない。
嫌な女って思ってしまう。
そう思わせるように、トエの闇まで美しい島の美しい愛の中で描いていたのかも…


映画は、戦争が終わったところで、おしまい。

その後二人は結婚して、修羅で狂気の生活になるんだけど、この女なら分かるなぁ。

その後を匂わせる演技をしている満島ひかりは、素晴らしいと思う。
純粋で芝居がかった恐い女を演じきってる。

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posted by hana at 21:10| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月02日

『22年目の告白−私が殺人犯です−』


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私の投稿はいつもネタバレありですから、
これから見る人は、読んじゃダメです。

いやいや〜、騙されました。

人を欺く役を演じる真面目な青年を演じる藤原竜也。難しい役ですが、上手いです。

一方の伊藤英明は、どんな役でも伊藤英明なのが期待を裏切らず笑えるのがいい。

岩城滉一の親分はカッコ良すぎて、演技なんてどうでもいいです。

後半にこの一連の事件の最後の殺人の時刻だけが、成立しないと分かってからは
真犯人が誰かわかりましたが、それまでは『?』でした。

まぁ結局殺人鬼は精神鑑定で心神耗弱とかで
医療刑務所に入って終わりなのが現実ですが、
この映画は、映画としてのファンタジーを与えてくれました。

最後、早乙女太一演じる、遺族ヒットマンがスカッとやってくれました。

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posted by hana at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

『つるりん御殿で瞑想中 笠原明枝上映会』

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自衛隊駅の裏にある
第2マルバ会館での上映会

笠原明枝さんの作品。

都合で第二部より見ました。

第二部

・奇々怪々!とびない旅館〜下北妖怪紀行〜 2012 747

・ハッピーデットダーリン! 2011  30

38分)

の二本。


笑えた。

大笑いじゃなくて、ところどころでクスりと笑ったり、プッと吹き出したり😝


とびない旅館は、

味があり過ぎ❗️


ゾンビ映画のハッピーデットダーリンは

笠原さんが学生時代に作った作品で、

手間かけてるし、頑張ってる。


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 機材トラブルがあり、

焦りまくりながらの上映。

パソコン以外のバックアップがあって良かった。


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一週間で作った、

新作のクレイアニメのおまけ上映も💕


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彼女のズレた空気感と、

手間を惜しまないエネルギーを

この先も失わずにいて欲しいな🍀







posted by hana at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

『フィルム解体新書 奥山順市』

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昨日、北海道立近代美術館 講堂で、
実験映画の凄い瞬間を目撃してきました

都合で第1部は見られませんでしたが、
第2部のトークと解説、
第3部のライブを見てきました。

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2部の解説を聞いて、実験映画ってアートで、難しいモノって感覚が消えました。

奥山さんの気さくで、面白いトークもさることながら、
まるで絞り染めの着物を作るが如く、
薬液がフィルムに染み込む度合いを圧縮の具合を調整して作るお話に、
職人の手仕事と同じなんだと、興味が湧きました。


さらに第3部のLIVEの崇高さ✨

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 雑感
「Filmusica CloseOpen 2017」
一見、クラブでお洒落に映像を流して、ノイズ音を流しているのと変わらなく見えるけど、レベルが違う😱

フィルムを触る奥山さんは、そこに100年前から座っているかの様に佇んでいる。

「型があるから型破り、型がなければ形無し」と言った勘三郎を思い出した。


「わっか 2017」
大笑い。
スピーカーからのホーミーの様な低い声に共鳴する様に生で奥山さんが呻く。
その後スピーカーから押せ、押せの声。
生声で押す、押す…フィルムに手で赤いインクを押していく。
スクリーンの画像に赤いインクが増えていく。
これだけなのに、笑いが止まらない。
間がたまらない。

声と映像のバランスが、狂言を見ているよう。

奥山さんて、本来の古典のスピリットを持っている人なんだ。


「Wは16o/ライブ版ミニ」
二つの映写機で映像を流し、二つの四角い枠の映像が、追ったり追われたり、誘ったり誘われたり…

これは映像を見るより、振り向いて映写している2人+1人を見て感動。

メインの奥山さんが、若い大島くんを誘うように試すように映写機を動かすと、大島くんが修羅の形相で追っていく。
先輩と後輩、師匠と弟子、父と子…数百年続いてきた関係性がそこにあった。

歌舞伎の伝承のような凄まじさと芸のぶつかり合いが見えた。

獅子が千尋の谷に我が子を突き落とし、昇ってくる子獅子を見つめる厳しさと愛を感じた。

そしてもう1人、映像作家で美術家の伊藤先生は、中村屋の番頭小山三さんのよう。
旦那のサポートをさり気なくしつつ、
若を愛と厳しさを持って見つめる。
佇まいだけで、空気をかえる存在。

第3部は
そんな3人を見て涙が止まらなかった。

この瞬間にいられて良かった。

感涙。

奥山さんと他の人とのライブでも感動すると思うけど、
若い大島くんとだから緊張と感動が生まれた気がする。

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もっと色んなジャンルの人が見るべき瞬間だった。
勿体ない…
札幌のアートや音楽や映像や舞台に関わる人、
全てに見て欲しい企画だったけど、
見た人だけが独占できた嬉しさもこみ上げる💕


いい1日でした🍀





posted by hana at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする