2019年08月16日

『青森県のせむし男』札幌演劇シーズン

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寺山作品を札幌で演り続けてる風蝕異人街。
かでるの大きな箱劇場で見る芝居ではないのだけど、30人近くの出演者と、赤い格子の舞台セットで上手く見せてくれた。

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開場から琵琶とジャンベ太鼓の演奏が続き、雰囲気を作っていた。

赤い襦袢を着て、太鼓を足に挟んでると、お腹がふっくらしてて、出産中に頭が出てきてるみたいに見えた。

そのまま芝居が始まる。太く低音の台詞と、腰を落とした低い重心の動きがアングラの世界に引き込んでいく。

でも役者が今どきの顔の小さいシュッとした人たちなので、血生臭いドロドロのアングラ臭がしない。
サラサラの鮮血な感じ。
平成、令和の新たな寺山ワールドなんだろうなぁと感じる。

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そんな中、ダンサーの力也さんの骨太な感じは安心する。
リンノスケ君の洒落てるのに変な感じも彼の持つ素質でいい。あと足首が柔らかくていい!

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今回はあいちゃんにご案内いただき行ったのだけど、彼女もオドロオドロしい笑顔で恐怖を振りまいていた。
美しいと気味が悪いって、熱いと痛いくらいに似てる。

巨人や小人や巨漢、両生具有といった見た目で異次元に連れていく俳優がいるともっといいなぁ。

そういえば、最近小人の俳優さん見なくなった。
寺山の映画にはよく出てたけど、新たな小人スターは日本では生まれないんだろうか?

この芝居はもっと狭い小屋で同じ目線で見たいなぁ…
などと思いながらも、松吉の三木さんと松子の堀さんの存在感に圧倒されっぱなし。

昔の芝居仲間から
「懐かしいし、上手いなーと思ったよ」とラインがきた。

すごくよく分かる。
とても懐かしい。
そしてはるかに上手い!

あと2公演です。



posted by hana at 00:11| Comment(0) | 舞台 | 更新情報をチェックする